2017-03

五輪総括

五輪、超豪華メンバーのブラジル優勝かと思ったら、まさかのメキシコ優勝。

ブラジル悲願の金メダル獲得はまたも達成されず。宿敵アルゼンチンもおらず、ベスト4に欧州の強豪もいない中、チャンスをいかせず。

ただ、韓国、日本、メキシコがベスト4に入り、今大会から世界の勢力図に変化がでそう。

今まではヨーロッパ対南米に、アフリカ勢といった所だったが、日本など小柄な国でもやれるということを示した。

これはスペインのサッカーから派生した現象であるとも思う。スペインのようなパスサッカーが主流になっていくだろう。

ただ、アトランタやシドニー五輪でアフリカ勢が優勝したが、その後W杯では、あまり活躍していない。

今後、日本がどう成長するのか、次のw杯が楽しみになってきた。
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お疲れ様 関塚ジャパン

韓国に2-0で敗れて、メダルならず。雪辱を晴らすことはできなかった。

アジアユース2連敗に続き、五輪での敗戦。韓国に対して、大事な試合で勝てない。日本サッカー全体の苦手意識にならなければいいが、今後に不安を残した。

試合に関しては先制点がすべて。疲れている状態で跳ね返す力がもうなかった。

やられたのは個人技だったのが、より悔しいな。こういう状況でも打開できる能力が日本のメンバーにはまだないということ。

ただ、2週間で6試合。そりゃ疲れる。
W杯に比べて、短い期間だし、登録メンバーも少なく、疲労がたまりやすいといことを今更ながら日本が勝ち進んだことで気付いた。そして出場枠が少ないだけでなく、シーズン前に疲れるから、ヨーロッパでは敬遠されることがよく分かった。

本来ならば、控えメンバーが力になってほしかったが、うまくいかず。怪我してから調子の悪い永井を先発起用せざるをえなかった。

特に宇佐美をうまく戦力に落とし込むことが出来なかったのが、最大の誤算。トゥーロンで見せた輝きは最後まで見せられず。

学に関しては、真剣勝負の舞台の中で、世界との力の差を感じただろう。この経験をいかすかどうかはこれからのJリーグ次第。身長というフィジカルの部分でのハンデを超えるだけの武器を磨いてほしい。

また、スペイン戦で嵌った永井中心のプレスからのカウンターの攻撃しかパターンがなかった。疲れと怪我で永井がいまいちになると機能しなかったが、それに代わる引き出しがないため、それに心中した。

逆に、他競技ではあるが女子バレーには引き出しが多かった。エース木村がだめでも、江畑や迫田がカバーし、荒木、大友、新鍋が要所で点を取った。

一方韓国女子バレーはエース頼み。ワンマンチームの限界を感じた。要所でのミスや攻撃パターンの少なさ。セッター竹下のゲームメイク能力の高さによる部分も大きいと思うが、やはり、日本バレーの歴史、チームとしての経験の差が、ストレートでの勝利につながったと思う。

P.S女子バレーに関しては、準々決勝中国戦が今大会のすべての競技の中でもベストバウトの一つに選ばれるべき、白熱した試合だった。

しかし、こういう引き出しをどうやって作っていくか。最終予選で作っていきたいが、この世代はいつ成長するかわからない。また海外にいった選手を呼べない。チーム作りは、大変な作業だろう。特に海外組に関しては、リオ五輪以降大きな課題になるだろう。

ただ、期待されていなかったチームが4位。よくやったと思う。 関塚監督をはじめ選手スタッフのみんなにお疲れさまと言いたい。胸をはって日本に帰ってきてほしい。

最後に五輪メンバーは2週間の中で濃密な経験を得たと思う。それをいかすかどうかはこれからの活躍次第。今回選ばれなかった小野や金井、宏太にしても大事なのはこれから!!

アンドリューもリオ目指して頑張れ!!

プライドをかけた大一番 日韓戦

銅メダルをかけて、戦う日韓戦。
ベスト4の組み合わせを見た時、もしかしたらこの3位決定戦はあるかもと思ってはいた。

韓国は、単純に日韓戦ということだけでなく、この試合勝てば、兵役免除&初のメダル獲得。死に物狂いでくるはず。そこには、まず気持ちで負けないことが肝心。

ロンドン五輪韓国代表との因縁は多い。
監督はJリーグで活躍したホン・ミョンボ、フィジカルコーチは、日本代表でもコーチ経験のある池田さん。セレッソにいたキム・ボギュンなどのJリーガーたち、そして日本に差別的行為をとったキ・ソンヨン。

ただ、この試合を前に、知っておかなければならなない事、試合がある。

ロンドン世代が韓国から喰らった屈辱。

2008年&2011年AFCU-19アジア選手権で準々決勝の韓国戦での敗戦。
この敗戦により翌年のワールドユース出場を逃し、95年大会から連続で出場をしてきた記録を止めてしまった。

ワールドユースは、95年中田やマツを中心に、初めて自力で世界への扉を開き、その後のアトランタ五輪&フランスW杯出場につながる日本サッカーが急成長を遂げた第一歩となった大事な大会。それに出場できなかったのだ。

まず、2008年大会に関してだが、この大会のメンバーで五輪メンバーなのはGK権田、DF村松、FW永井。それ以外ではセレッソの柿谷、マリノスでは宏太&金井、ジュビロの山本などの粒ぞろい。そしてマンチェスターユナイテッドの香川もいた。

この大会に関しては、まず選手選考において、クラブの思惑が優先されてしまったことも敗因のひとつにあげられる。

香川はグループリーグで、セレッソのJ1昇格のため帰国。そして金崎&清武は大分トリニータのナビスコ杯決勝のため呼ばれず。さらには、鹿島の大迫も高校選手権の県予選のため招集が見送られた。

ただ、それを差し引いても、韓国に力の差をつけられて0-3で完敗した試合はショックだった。

脆弱な最終ラインを大宮のチョ・ヨンチョルにがんがん突かれた。前半は1失点ですんだものの、ボランチがまったく仕事ができず、最終ラインもボールを全然跳ね返せず、後半も2失点をくらい敗戦。ほとんどシュートも打てない有様で終わる。

試合後、選手たちはグランドにうずくまりなかなか立てなかった。涙にくれる宏太や権田の姿は忘れられない。

2010年大会に関してだが、このときのメンバーで、五輪メンバーなのは、DF酒井高徳、MF宇佐美、FW杉本。他には、FW指宿などがいたが、プラチナ世代と呼ばれた柴崎や宮市などの世代の選手がほとんど呼ばれず、不可解な選手選考であった。

その2010年大会での日韓戦では、前半2点リードしていたのに、前半のうちに韓国のパワープレーに押し負け、3ゴールで逆転負け。まさかの悪夢。

正直ありえない試合で、見ていて怒りすら覚えた。

この大会での敗因は、最終ラインに背の低い選手、そして要のボランチを大学生コンビに任せるという布監督の起用法につきる。

この世代の韓国は正直強くは無く、日本の自滅。
背は無くても足元がうまいはずの選手は、プレッシャーでパスミス連発、ボランチコンビも、高いレベルの試合の経験不足からかセカンドボールを全く拾えず、最終ラインがずるずる下がった。

試合後、2ゴールを決めた指宿の怒りに満ちた表情が印象に残っている。

振り払いたい、2008の惨敗&2010の悪夢

ただ、原因である最終ラインの脆弱さはない。吉田&徳永のOAコンビの加入で強さ&安定感はあの頃と比べ物にならない。ボランチは、パスの扇原&運動量の山口のコンビで◎。監督も経験のある関塚さん。

負ける理由はない。

2008&2010のメンバーは、もしかしたらこの試合が人生で一番最悪な試合、トラウマといってもいいかもしれない。

今回その悔しさを直に味わったのは、GK権田、DF村松、酒井高徳、MF宇佐美、FW杉本、永井の6人だけ。だが、それ以外のロンドン世代全選手達の悔しさも背負って、この試合を勝ち、悔しさを晴らそう、あの時があったから、メダルが取れたと言って欲しい。

さぁ、リベンジの時はきた。

シンデレラボーイ 3位決定戦へ

メキシコに一点先制するも、ミスも重なり、1-3の逆転負けを食らう。
失点シーンはどれもなんとかなるような感じだっただけにもったいない。
ちょー悔しい


大津が先制した時間ぐらいまでの日本は、まるでスペインのごとくボールを回し、攻撃した。オリンピック前のメキシコ戦から考えると、素晴らしい成長にビックリ。

ただ、そこに落とし穴があったのかも、セットプレーから失点したあとは、シンデレラが魔法が解けてしまったかのように、パスミスを連発、最終予選での残念な状態に戻ってしまった。

また、関塚監督の采配も失敗した。
リズムを変えようとして、杉本、宇佐美、学と選手を投入すればするほど、悪い方に行ってしまった。特に、扇原から学への交代は致命的だった。

扇原がいなくなったことで、パスをさばく人が中盤にいなくなり、最終ラインからのロングボールが多くなり、相手も対応しやすくした。宇佐美や学はボールを持ってなんぼな選手なのに、ロングボールじゃどうしょもない。また、怪我を押しての出場の永井がいまいちだったのに、最後までエースを信じて出したのも結果的に失敗だった。

また、大会初めてリードを奪われる展開になったことで、今まで統一されていた意識おかしくなった。まだ時間があると考え同じリズムで攻めようとする選手と焦って速く攻めようとする選手の気持ちのずれからパスミスを起こし、歯車が狂う展開。

そして、メキシコは舐めていたスペインと違って、日本をきちんと分析していたことも敗因の一つ。リードしてからの戦い方は日本にチャンスをあたえなかった。

最後は、どう戦えばいいかわからず、右往左往、覇気のないプレーで終始し、寄せの甘さから3点目を奪われ、ジ・エンド

結局、若さがでた。
ここが決勝まで進んだなでしことの差。経験豊富な彼女たちは、自分たちのリズムじゃない時も耐える力を持っている。女子はフル代表で、ここまで多くの強化試合を組んできたし、W杯優勝経験もある。即興チーム的な男子とは違う。女子と比べて、男子は情けないという論調には、若干納得いかない。

ただ、これで終わったわけではない、銅メダルがまだある。次はこの世代にとって因縁の相手韓国。雪辱をはらす時がきた。間違いなく歴史に残る試合になるだろう。

最後にどうでもいい試合でも使いすぎたフレーズだが、今回はこの言葉がしっくりくる。ホントはこういう試合でしか使っちゃいけないフレーズなんだよね...テレ朝さん!!

絶対に負けられない戦いはここにはある

祝 ベスト4 過去を超えろ 関塚ジャパン

ホンジュラス戦は控えメンバー中心でちぐはぐながら、引き分けて首位通過し、ブラジル戦回避。
準々決勝メキシコ戦、永井・吉田・大津のゴールで3-0の勝利、ベスト4進出!!

アテネ、北京に比べてグループステージの組み合わせは結構恵まれた印象があったので、グループリーグは突破しそうだと思っていたが、正直ここまでいくとは思ってなかった。あのシドニー世代を超えるとは、隔世の間は否めない

この世代は、攻撃陣は魅力的だが、ボランチ、最終ラインに不安を抱えていた。世界への扉を開けなかった、韓国に負けたアジアユースでの戦いを見ていた時から感じてた不安材料。

予選を通じて、酒井宏樹、山口が急成長、扇原のケガからの復帰で少しずつ良くなったが、トゥーロンでの大量失点。そこから吉田、徳永のOA起用でここまで安定するとは、思わなかった。ここまでなんと無失点。

しかし、マスコミ&世論は、南アフリカW杯に続きまたも手のひら返しの称賛。自分も含め反省。

だが、ここへきて永井が怪我、東、酒井宏樹も状態が良くないなどスタメン組は連戦の疲れで満身創痍だろう。

救世主として気になるのは宇佐美くん。
あのガンバユース最高傑作で各年代で常にエースだった男。
昨季の所属チームバイエルンに続き、五輪でもサブ扱いにフラストレーションは溜まっているだろう。

守備での献身性とスピードを重視した選手選考をした関塚監督が唯一チームに化学反応を起こす意味で選んだ選手だと思っている。このままで終わらないだろうし、やりそうな雰囲気をメキシコ戦感じた

一方、学は裏への飛び出しからレッドカードを誘い、戦いを優位にした。これでやっと少しは目に見える部分で結果を出した。

ゴールを決めて俊輔のようなパフォーマンスをして全国の人に松田直樹という偉大な選手がいたこと、そしてAED設置の必要性を伝えて欲しかったが仕方ない、残念。

また、怪我で交代の永井に比べられると...ただ、永井と同じようなスピードを求められるのは酷。連戦からの疲れで、ドリブルの切れが落ちているのが気がかり。学にとっても正念場。

ここまできたら、メキシコ五輪での銅だけでなく、ナイジェリア・ワールドユースの準優勝を超えてくれ!!

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