2017-05

アビスパ福岡 経営危機 対岸の火事じゃない

アビスパ福岡 経営危機 
結構あっさり捉えているマリサポが多いと見受けられる。
ナビスコ杯・天皇杯の連戦中で他のチームは知ったこっちゃないと言ったところか。

しかし、マリノスも同じような経営状況の立場。
アビスパの問題は対岸の火事じゃない。

なので、今回、マリノス以外のチームの事を口出すことは良くないとは思ったのですが、少しでもアビスパのことについて知ってもらいたいと思い、取り上げました。
(マリサポがアビスパの何が分かるかと思われるのかも知れませんが、7年間福岡に住んでいた元市民ですので、アビスパが置かれている状況・問題点はある程度理解してるつもり)

まず、今回明らかになったアビスパの状況ですが、資金ショートに陥り、選手やスタッフの給料が今後払えそうもなく、現在5000万円足りていないということです。
おそらく、それだけでなく、多額の借金があるでしょう。

この情報だけみると、会見を行った社長をはじめとする現フロントの問題だと思われると思います。

たしかに、社長達の責任はあります。

胸のスポンサーを獲得したりしてはいたけど、安くてもいいから甲府の様に広くスポンサーを集めるとか方法はあったのでは?(単価が下がるから嫌がったとは思うけどね。)

ただ、知って欲しいのは、この現社長、間違いなく歴代の社長達のなかでもアビスパへの熱意をもった方なんです。

今までは、福岡にある大会社の出向ばかりで、熱意を感じられないフロント陣。
事無かれ主義で、だれが責任をとるのかはっきりしない。
将来のビジョンもなく迷走。

挙句の果てに、サポを軽視した暴言を吐く社長も。
前の社長とか、矢表に立ってしまうような会見を開くことさえしなかったんじゃないかな?

今までに失った信頼、積み重なったものが、今のしかかってきているというのが正しいかと。

選手を手放せというかもしれないが、特別高い年棒の選手が多いわけでもない。
せいぜい、サカティや城後選手、古賀選手といったチームの核となる選手ぐらいだろう。

たぶん外国人プレーヤの年棒とか、天皇杯で闘った栃木の方がおそらく上。
戦力を維持しなければ、J3降格。
これ以上はレベル落としにくいという判断は仕方ない。

それはマリノスも同じ。
高くても俊輔・ボンバーは必要不可欠。

J3に落ちたら、それこそチーム存続の危機。

ただ、マリノスと違うのは、支援してくれるスポンサーや大勢のファンの基盤。
アビスパにはそれがない
もしそうなったら、立て直せるとは思えない。

しかし、社長の見通しが甘かったのはたしかで、熱意だけでは経営者としては駄目だと思うが、社長を責めるだけでは問題は解決しない。

ホントの問題は、「福岡市民・放送局のアビスパに対する冷たさ」

「弱いくせに金の掛かるアビスパなんて無くなってもいい。知らないよ」
というスタンスの方が福岡市民の中で多いかもしれない。

実際、私が学生の頃、アビスパファンはクラスに1名いるかいないかレベル。
話題にもならない。
選手の名前を一人も知らない市民が多数。女性なら、なおさら。
たぶん今も変わらない。

しかし、サッカー熱がまったくない県かというとそうではない。
サッカーゲームの影響でヨーロッパサッカーを良く知ってたり、日本代表の試合を見ている人はクラスの大半はいる。

また、東福岡をはじめ、高校サッカーのレベルは高く、福岡大学も大学サッカー界の雄。
ドラゴンや本山選手、大久保選手などなど福岡出身の代表選手は多い。

なので、決してサッカーが盛んじゃない県ではない。
じゃあ何で人気がないのか?

簡単に言うと、「プロ野球のホークス人気が絶大すぎるから」

他にも理由はあります。
しかし、なんでも野球のせいにするのは間違っているとは思うのですが、その理由が強い。

その原因は、放送局にある。
福岡は、日テレ・TBS・テレ朝・フジ・テレ東の地方局がそれぞれあり、ニュース番組などを独自に製作します。

その独自の番組がひどい。
野球偏重。ホークス偏重。

スポーツコーナーといいながら、ほとんどの時間ホークス情報ばかり。
サッカーだけでなく、結構さかんな、柔道・剣道・バスケも報道しない。
ある意味電波を通した野球洗脳

マリノスの地元放送局は、UHFのTVKですので、地元放送局の持つ影響力が分からないかもしれませんが、その力すさまじいです。
今でもゴールデンタイムほぼ毎試合放送されています。

嫌でも知るし、下手すりゃ知らないと会話についていけません。

ただ、報道する理由も理解できます。
ほぼ毎日行われる野球はスポーツ新聞・ラジオなど、既存メディアにとって、紙面や枠を埋め、売上に直結する、なくてはならないものです。

その関連会社でもあり、自らも放送するTV局も盛り上げる事は広告収入を得るために必要。
だから、ファンを奪う可能性のあるそれ以外のスポーツは取り上げないという理論。

サッカーは週1で、ラジオじゃ伝わりにくいし、新聞のメインターゲット層と違う。
そのため、どうしても無視されてしまう。

まぁホントの所でいうと、野球以外のスポーツ情報を流すこと自体を嫌がっている節あるけどね。
福岡の朝の番組 ホークスの法被着た人とかひどい。
今でもいるのかな。露骨に嫌そうな顔をしてた。

これが福岡地元放送局の体質。
選手を知る機会がなきゃスタジアムにいかないでしょ。やっぱり。
その機会を、地元放送局はつくらない。

そういった状況なので、福岡市民はホークスにしか興味はない

しかし、その状況は、大阪や名古屋、広島も似たようなものだと思う。
ただ、他と違うのは、アビスパが正直弱いってこと
こういういい方は、アビスパサポの方には悪いんだけど。事実なんでね。
J1で勝ってた歴史がほぼない。ピッコリ監督時代ぐらいかな。

タダ券をもらって観に行ったとしても、ほとんど負けるからね。
自分も何回か行ったことがあるけど、J1では勝った所みたことない。

それでは、中々リピーターはつきにくい。
博多の森でアビスパのユニフォームを着ていた人少なかった。

さらに去年J2での不甲斐ない戦いぶりで、コアサポまでもそっぽ向いたとかで...
そして、この報道後一度も勝ってないし...
勝って存在意義をアピールしなきゃなんないのに。もう。

ただ、人気を獲得できなくなったのは、チームの弱さや放送局のせいだけじゃない。
地域に根差す努力が足りなかったのもある。

アビスパを福岡で感じることがあまりない。
地下鉄のポスターぐらいかな。

逆にホークスの努力はすごい。
ダイエー時代、野球界で一番早く地元密着をしだしたチームだと思う。

最初の頃は弱くて見向きもされてなかったが、年々その努力もあってか着実にファンを増やしていった。

逆にアビスパは...
ただでさえ、野球に遅れて進出してきたのに...
最初はそれでも1万人ぐらい集めてたんだけどね。

さらに、ソフトバンクがスポンサーについてからは差が広がる一方。
資金が違いすぎてもはや手も足もでない。

「ホークス来季15億円補強」とかもはやため息しか出ない。

最近は少しは頑張ってるんだけどね。
気付いた時には遅かった。

まぁ、それだけでなく、問題点は他にもある。、
元々、Jリーグバブル時藤枝市にあったブルックスを福岡に誘致したのがアビスパ。
ノリで誘致しただけで、地元生まれの昔からあるチームじゃないという根本的な所。

高卒選手を大量早期解雇して、地元高校の先生から嫌われた。
地元の有力選手がアビスパを避けるようになる。

未成年との援助交際の不祥事報道。
イメージダウン。

中心サポの柄が悪く、ファン独自のTシャツを販売している。
レプリカユニは大事な収入源なのに。

博多の森にはゴール裏が基本存在せず、住み分けができてない。
コアサポが見やすい上の方を確保している。

同じ商圏にサガン鳥栖・ギラヴァンツ北九州がある。
スポンサー・ファン拡大が難しい。

などが主な問題点。

ただ、アビスパにも良い所がある。
それは、「博多の森レベルファイブスタジアム」だ。

屋根もあり、ピッチから近く臨場感がある競技場。
陸上スタのチームにとってはうらやましい存在。
少し遠いといっても、市内にあるし、福岡空港駅から山を登るだけ。

誇りに思っていいい。
博多の森を生かせるかどうか、それがアビスパの鍵。

<最後に>
結構厳しいことを言ったと思う。
ただ、マリサポとはいえ、福岡に住んでいて、その現状が悔しかった。

同じJリーグを愛するサッカーファミリー。
チームを失うことの悲しみを一番知っているチームであるマリノス。
マリサポならわかるよね。

その悲劇を繰り返してはならない。
福岡のみなさん少しでもいいから、アビスパに興味を持ってください。

博多の力を見せてくれ!!
こんなもんじゃなかろうがっ。


P.Sサカティ アビスパを救うようなゴール頼むよ。
福岡市からプロサッカーの火を消さないでくれ。

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