樋口マリノスの未来
現時点での今シーズンの成績を箇条書きにしてみると、
ゼロックススーパーカップ
前年度リーグ王者・広島に完敗
ACL
日本勢唯一の予選リーグ敗退。しかも予選最下位
天皇杯
初戦はJFLのチームに勝利するも、続く3回戦でJ2のチームに敗れる
ディフェンディングチャンピオンとして情けない幕切れ。
ナビスコ杯
予選免除で決勝トーナメントから出場も、初戦の準々決勝、柏に連敗して終了
リーグ戦
リーグ3分の2終えて、首位から勝ち点11も離され10位。
まだ優勝の可能性はゼロではないが、客観的には賞金圏が精一杯な位置。
去年2位のチームとしては寂しい状況。
今シーズンは5冠を目指すはずが、9月上旬時点で早く何も得られず終わりそうな感じに...
ここまでの成績は酷いとしか言い様がない。
今いるメンバーを考えると、もっとやってもらわなきゃいけないよね。
世代交代の過渡期としてチーム作りをするシーズンじゃなく、タイトルを取りに行くシーズンなはずなんだから。
そうなると、樋口さんには悪いが、今シーズン限りでの退任は基本避けられまい。
マルキに代わるFWがシーズン最初からいなかったことや大雪・怪我人というエクスキューズはある。
が、いるメンバーでどうにかする采配もなければ、若手を成長させたわけでもなく、引き出しの無さを露呈。
試合中の柔軟かつ的確な対応や交代策といった部分の進歩もなく、勝負師としての才能に疑問すら残る。
特定の選手に頼らず、選手を入れ替えたりして緊張感を保ちつつ、ある程度のチーム力を維持することのできる監督なら長いスパンを任せてもいいけど、樋口さんは真逆。
同じ監督が長くチームにいるデメリットは、ザックジャパン見ればわかるよね。
就任から3年が経ち、樋口マリノスの限界やチームとしての寿命がきた感じもある。
ただし、現時点での監督解任はないだろう
辞めさせるのも、新しい監督雇うのも金がかかるからね。
こんだけ成績悪く、賞金も獲得できなかったとなるとおそらく赤字。チケット収入も減ったはず。
ただでさえ、サポーターの不祥事で受けた制裁金500万も大きな痛手だというのに、ライセンスのことを考えるとこれ以上の出費は避けたいところ。
それに、現時点で交代しても新監督は何を目標に指揮を執るのかいまいち不明だしさ。
もちろん、ここから巻き返せる可能性がないわけでもない。
優勝もしくはACLの出場権を獲得すれば、来季の監督は引き続き樋口さんになるだろう。
ただ、そこを目指していくには、残り試合 ほぼ負けられない、引き分けすらも許されないという高い壁がある。
今までのデータ的には、
優勝するために必要な勝ち点は、68~65(1試合あたりの勝ち点約1.99)
ACL出場権獲得のために必要な勝ち点は、62~59(1試合あたりの勝ち点約1.83)
と言われている。
現時点では、勝ち点33(1試合あたりの勝ち点1.5)のマリノス
優勝するには、残り12試合で最低でも10勝ぐらいは必要。
ACLでも、最低8勝は必要。
引き分けのことも考えると、許される負けは2つが限度。
野球的に言うと、「逆マジック2」点灯しているってな感じか。
しかし、あくまででも、最低のラインでの話で、もう少し上がる可能性はある...
それに、現時点で順位が上のチームが9チームあるってのも厳しいね。
ただ、上位に勢いが無くなっているチームが多いのは救いだが。(密かに怖いのは鹿島)
続投への道は険しい。
まず、残り5試合時点で首位からの勝ち点差一桁で5位以内に持っていきたい。
そこまで持っていくための鍵は、ラフィーニャの大爆発・堅守の復活
さらに、上位との直接対決を絶対に勝たなければならないね。
<最後に>
ここまで、成績の点のみでしか評価してこなかったが、ホントは他にも評価するポイントはあると思う。
若手が躍動していて将来への期待が持てそうとか、攻撃的なおもしろいチームだとかさ。
しかし、そういう魅力が、今のマリノスからほとんど感じない
もちろん、マリノスは、勝つことが何よりも最優先しなきゃいけないし、そういうチームを求められているから仕方がないとは思うんだけどさ。
そうであるならば、なおさら
より多くの試合でトリパラを咲かさせて欲しい

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ゼロックススーパーカップ
前年度リーグ王者・広島に完敗
ACL
日本勢唯一の予選リーグ敗退。しかも予選最下位
天皇杯
初戦はJFLのチームに勝利するも、続く3回戦でJ2のチームに敗れる
ディフェンディングチャンピオンとして情けない幕切れ。
ナビスコ杯
予選免除で決勝トーナメントから出場も、初戦の準々決勝、柏に連敗して終了
リーグ戦
リーグ3分の2終えて、首位から勝ち点11も離され10位。
まだ優勝の可能性はゼロではないが、客観的には賞金圏が精一杯な位置。
去年2位のチームとしては寂しい状況。
今シーズンは5冠を目指すはずが、9月上旬時点で早く何も得られず終わりそうな感じに...
ここまでの成績は酷いとしか言い様がない。
今いるメンバーを考えると、もっとやってもらわなきゃいけないよね。
世代交代の過渡期としてチーム作りをするシーズンじゃなく、タイトルを取りに行くシーズンなはずなんだから。
そうなると、樋口さんには悪いが、今シーズン限りでの退任は基本避けられまい。
マルキに代わるFWがシーズン最初からいなかったことや大雪・怪我人というエクスキューズはある。
が、いるメンバーでどうにかする采配もなければ、若手を成長させたわけでもなく、引き出しの無さを露呈。
試合中の柔軟かつ的確な対応や交代策といった部分の進歩もなく、勝負師としての才能に疑問すら残る。
特定の選手に頼らず、選手を入れ替えたりして緊張感を保ちつつ、ある程度のチーム力を維持することのできる監督なら長いスパンを任せてもいいけど、樋口さんは真逆。
同じ監督が長くチームにいるデメリットは、ザックジャパン見ればわかるよね。
就任から3年が経ち、樋口マリノスの限界やチームとしての寿命がきた感じもある。
ただし、現時点での監督解任はないだろう
辞めさせるのも、新しい監督雇うのも金がかかるからね。
こんだけ成績悪く、賞金も獲得できなかったとなるとおそらく赤字。チケット収入も減ったはず。
ただでさえ、サポーターの不祥事で受けた制裁金500万も大きな痛手だというのに、ライセンスのことを考えるとこれ以上の出費は避けたいところ。
それに、現時点で交代しても新監督は何を目標に指揮を執るのかいまいち不明だしさ。
もちろん、ここから巻き返せる可能性がないわけでもない。
優勝もしくはACLの出場権を獲得すれば、来季の監督は引き続き樋口さんになるだろう。
ただ、そこを目指していくには、残り試合 ほぼ負けられない、引き分けすらも許されないという高い壁がある。
今までのデータ的には、
優勝するために必要な勝ち点は、68~65(1試合あたりの勝ち点約1.99)
ACL出場権獲得のために必要な勝ち点は、62~59(1試合あたりの勝ち点約1.83)
と言われている。
現時点では、勝ち点33(1試合あたりの勝ち点1.5)のマリノス
優勝するには、残り12試合で最低でも10勝ぐらいは必要。
ACLでも、最低8勝は必要。
引き分けのことも考えると、許される負けは2つが限度。
野球的に言うと、「逆マジック2」点灯しているってな感じか。
しかし、あくまででも、最低のラインでの話で、もう少し上がる可能性はある...
それに、現時点で順位が上のチームが9チームあるってのも厳しいね。
ただ、上位に勢いが無くなっているチームが多いのは救いだが。(密かに怖いのは鹿島)
続投への道は険しい。
まず、残り5試合時点で首位からの勝ち点差一桁で5位以内に持っていきたい。
そこまで持っていくための鍵は、ラフィーニャの大爆発・堅守の復活
さらに、上位との直接対決を絶対に勝たなければならないね。
<最後に>
ここまで、成績の点のみでしか評価してこなかったが、ホントは他にも評価するポイントはあると思う。
若手が躍動していて将来への期待が持てそうとか、攻撃的なおもしろいチームだとかさ。
しかし、そういう魅力が、今のマリノスからほとんど感じない
もちろん、マリノスは、勝つことが何よりも最優先しなきゃいけないし、そういうチームを求められているから仕方がないとは思うんだけどさ。
そうであるならば、なおさら
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コメント
Re:
コメントありがとうございます。
「早期監督解任」
ありだとは思います。
が、監督交代があっても、おそらく内部昇格。
刺激という意味では、選手に与える効果は2・3試合程度。
外部招集しても、内情把握している間にシーズン終了。
人事権を新監督に与えてまかせるのなら別だが、基本的に来シーズンからで十分では?
たぶん、監督に人事に関する大きな権限をマリノスは与えてないし、今後も与えないと思います。
もちろん、ある程度の要望は聞くでしょうけど。
このように色々考えると、サポーターが納得する以外に、期待するほど大きなプラスαはないと見ています。
元鹿島オリベイラ監督のような、日本を周知し実績のある監督を雇うことができるのは、このタイミングしかないとかなら話は別ですけどね。
ただ、そういう有能な監督はお高いです。
岡田監督以降、監督にお金を掛けてないうちが雇えるのか?
甚だ疑問です。
とりあえず、優勝やACLの可能性が0になるまでは代えないでしょう。
個人的にも、そこまでは樋口さんを応援したいです。
ただし、来年の続投は正直「No」
皆さんも危惧している通り、若手への世代交代は必要になっていきますからね。
樋口さんは、その障害にしかならないですから。
最後に
返事遅れて申し訳ございませんでした。
今後も当ブログを御贔屓に。
「早期監督解任」
ありだとは思います。
が、監督交代があっても、おそらく内部昇格。
刺激という意味では、選手に与える効果は2・3試合程度。
外部招集しても、内情把握している間にシーズン終了。
人事権を新監督に与えてまかせるのなら別だが、基本的に来シーズンからで十分では?
たぶん、監督に人事に関する大きな権限をマリノスは与えてないし、今後も与えないと思います。
もちろん、ある程度の要望は聞くでしょうけど。
このように色々考えると、サポーターが納得する以外に、期待するほど大きなプラスαはないと見ています。
元鹿島オリベイラ監督のような、日本を周知し実績のある監督を雇うことができるのは、このタイミングしかないとかなら話は別ですけどね。
ただ、そういう有能な監督はお高いです。
岡田監督以降、監督にお金を掛けてないうちが雇えるのか?
甚だ疑問です。
とりあえず、優勝やACLの可能性が0になるまでは代えないでしょう。
個人的にも、そこまでは樋口さんを応援したいです。
ただし、来年の続投は正直「No」
皆さんも危惧している通り、若手への世代交代は必要になっていきますからね。
樋口さんは、その障害にしかならないですから。
最後に
返事遅れて申し訳ございませんでした。
今後も当ブログを御贔屓に。
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今シーズンで解任するのであれば、後任監督を早く決めて、来期の戦力補強を後任監督の意向を汲んだ形で実施すべきです。
その意味ではシーズン途中での監督交代もあり得ます。
今のマリノスにとって、監督以上に深刻なのは、戦力の急速な低下です。
結果論ではありますが、昨年度がある意味戦力のピークであったと思います。
レギュラーの固定化等、樋口監督の選手起用の弊害もありますが、ベテラン選手のコストパフーマンスの大幅な低下、若手の伸び悩み等、戦力バランスが悪すぎます。
来シーズンは思い切って荒治療をしないと、負のスパイラルに入り込むような気がしています。
俊輔、中沢を外に出すことはさすがに無理だとは思いますが、彼らをスーパーサブとして起用するような戦力布陣に切り替えていかないと、マリノスの未来はないと感じています。